定価1,400円(税別)ISBN4-9900510-3-3 「森が、森があぶない」 森のどうぶつや虫たちは、木のほらや穴ぐらに入ってピッタリと戸をとじてしまっています。 きのこたちはいったい何をするというのでしょう。こんなことで森はたすかるのでしょうか?卒業式の日のやくそく
(前書きより) その真剣な目を見て、私はためらうことなく、「いいよ書きなさい。図書館にいって思いっきり書い といで。」とすぐにその女の子を送り出しました。 女の子が「できたよ。」と目をかがやかせながら教室に入ってきたのは給食がはじまったころでした。 「きのこたちが力を合わせて森をまもった」というおはなしです。ほとんど修正も加えずに、市の文集 「ともしび」に応募したその作品は、4年生の創作部門で一位になりました。
2年後の卒業の日、ピンクの花をつけて、校庭の花道を通ってくる子どもたちに短いことばをそえて
、握手をかわしていたとき、その女の子には「あのおはなし、いつかきっと先生が本にしてあげ
るからね。」と言い切ってしまったのです。その言葉の重みをもちろん私はわすれるわけにはいきませ
んでした。
それから18年の歳月が流れました。私は出版社を創りやっとあのときの約束をはたすことができま
した。女の子はすでに30才になっていました。この5月28日、ハワイで、二人きりの結婚式をあげた平出いく子さんに心をこめてこの本を贈りま す。 いつまでもおしあわせに・・・。 1999年6月 福田 節子 「著者略歴」
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